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松江城は松江市市街地にある平山城です。宍道湖の畔に作られた水の利を最大限に活用した平城です。
もともとは亀田山という小高い丘のような山があった場所に堀尾吉晴が1607年に着工し、1611年に完成した山陰の名城です。
松江城の天守閣の高さは30mほどあり、亀田山の標高が28mですので、
五層六階の天守閣からは松江の町並みを50mくらいの高さから見下ろすことが出来ます。
松江城を築城した堀尾吉晴はかつて豊臣家の重鎮でもあり、築城の名手とも言われていた武将です。
その面影は松江城にも生かされていて、天守閣を中心に東西360m、南北560mという広大な広さの敷地を持ち、
宍道湖から水を引いた幅20m以上もある内堀に始まって、天守閣へたどり着くまでに
何重にも張り巡らされた要害によって非常に堅牢な造りの城だったようです。
国の重要文化財に指定されている天守閣は華美を排した実践的な造りとなっていて、
関が原の合戦など幾多の戦乱を生き延びてきた武将・堀尾吉晴の知恵が伺えます。
そんな松江城でしたが、明治時代に入って1873年(明治6年)の城郭取り払い令によって
城内の建物はことごとく取り潰され、唯一天守閣のみが保存運動によって守られた経緯があります。
山陰地方ではこの松江城を除いては天守閣が現存する城はなく、その意味でも非常に貴重なものといえるでしょう。
今回松江城を訪ねたのは夕暮れ間近の時間帯で、ゆっくりすることは出来なかったのですが、
それでも狭い急な階段を登って天守閣に至るとそこからの松江市内の眺めはなかなか素晴らしいものがありました。
これだけ見晴らしが良ければ万が一敵の攻撃を受けたとしてもすぐに察知して対応が出来るだろうなと思わせてくれました。
現在松江城は松江城山公園として整備されています。
公園内への入場は無料ですが、天守閣へ上がるには別に登閣料として550円が必要となります。
登閣時間は4月〜9月は8時30分〜18時30分、10月〜3月は8時30分〜17時までとなります。
またお城の内堀には堀川めぐりという遊覧ボートにのって4km位を50分かけて回るツアーもあり、
料金は1200円で利用できます。
松江城へのアクセスは山陰自動車道松江西インターで降りて松江市内へ向かうと案内看板が出ています。
駐車料金は最寄の松江市営大手前駐車場で1時間以内300円、
1時間以上3時間未満500円、それ以上は800円となっています。
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